X(旧Twitter)を再び使い始めようと思って過去ツイートを整理していたら、「なぜかリポスト(旧リツイート)だけが消せない…」と困っていませんか?
特にアイコンが灰色のままで消去できず、Web版からも削除不可、再リポストしても改善しない──そんな症状は、実は一部のユーザーで頻発している現象です。
本記事では、なぜリポストが削除できないのかという原因と、試すべき具体的な解決策をわかりやすく解説。
さらに、アカウント全体の整理に役立つ一括削除ツールや、どうしても解決できない場合の最終手段まで網羅しました。
諦める前にぜひ一度チェックしてみてください。
リポスト取り消しの基本操作
1. モバイルアプリ版での取り消し
- Xアプリを最新版にアップデートし、ログインします。
- プロフィールページから「ツイート」タブを開き、リポスト済み投稿を探します。
- 緑色のリポストアイコン(共有矢印マーク)をタップし、表示される「リポストを取消す」を選択すると即座に取り消せます。
2. ブラウザ版での取り消し
- PCやスマホのブラウザで https://twitter.com にアクセスし、ログインします。
- プロフィールページで「ツイート」タブを選択し、対象のリポストを表示します。
- リポストアイコンをクリックすると「リポストを取消す」が表示されるので、選択して取り消します。
リポストが消せない原因と対処法
1. UI不具合による操作不能
2024年3月頃より、一部のユーザーでリポスト取消ボタンが表示されず、灰色アイコンのままタップできない不具合が多数報告されています。
- 対処法1:アプリ内のキャッシュを削除し、再起動後に再度操作を試みる。ブラウザ版からの操作も併用すると改善する場合があります 。
- 対処法2:別のデバイス(スマホ⇔PC)やネットワークを変えてログインし、再度取り消しを試みてください。
2. 編集済み投稿のリポスト
Xプレミアムの編集機能で編集済みとなった投稿をリポストすると、取り消しメニューが出ず灰色のまま操作できない仕様が確認されています。
- 見分け方:投稿の日付横にペンアイコンがある場合は編集済みです。
- 現状対策:仕様変更を待つか、アーカイブを利用した一括削除を実施してください。
3. 鍵付きアカウント設定の影響
アカウントを非公開(鍵垢)設定にしていると、リポスト取消が制限される場合があると報告されています。
- 対処法:一時的にアカウントを公開に切り替え、再度取り消し操作を行うことで解消することがあります。
4. キャッシュや表示遅延
取消操作後に再読み込みしても反映されない場合は、ローカルキャッシュやサーバー側の遅延が影響している可能性があります。
- 対処法:アプリ・ブラウザ両方のキャッシュをクリアし、ログアウト→再ログインを実行してください。
大量・一括で消したい場合の方法
1. Twitterアーカイブ+サードパーティツール
- Xの「設定とプライバシー」→「アカウント情報」→「アーカイブをリクエスト」から全データをダウンロードします。
- CircleboomやTweetDeleteなどのツールにアーカイブファイルをアップロードすると、リツイートを含むすべてのリポストを一括削除できます。
- TweetEraserを利用すると、日付やキーワードでフィルタリングしながら一括削除することも可能です。
最終手段とサポートへの問い合わせ
上記の方法をすべて試しても解決しない場合は、Twitterヘルプセンターから正式に不具合報告を行いましょう。
- ヘルプセンター(https://help.twitter.com/)へアクセス。
- 「不具合報告」から「リツイート/リポストが取り消せない」を選択。
- スクリーンショットやOS・アプリバージョン等の環境情報を添えて詳細を送信してください。
まとめ|X(旧Twitter)のリポストが消せないときの対処法
-
リポストが灰色表示で消せない現象は、編集済み投稿の仕様やアプリの不具合、鍵付きアカウント設定など複数の要因で発生します。
-
基本的な対処法としては、アプリまたはブラウザで「リポスト取り消し」操作を行い、消せない場合はキャッシュ削除や別端末での操作を試みましょう。
-
編集済みポストのリポストは現時点で取り消せない仕様であるため、改善を待つか別手段での対応が必要です。
-
大量のリポスト削除には、Twitterアーカイブとサードパーティツール(例:Circleboom、TweetDelete)の併用が効果的です。
-
プログラムが使える人は、X APIやPythonスクリプトを利用して自動一括削除も可能です。
-
それでも解決しない場合は、Xヘルプセンターへ不具合報告を行い、運営側の対応を待ちましょう。