「備蓄米ってどこで買えるの?」「近所のコンビニに売ってる?」そんな疑問を持ったことはありませんか?
2024年から始まった政府備蓄米の一般販売。特にローソンとファミリーマートでは、東京都内の一部店舗で先行販売がスタートし、注目を集めています。しかし、具体的な取り扱い店舗は公式に公表されておらず、「どこに行けば確実に手に入るのか」が分かりにくいのが現状です。
本記事では、都内で実際に備蓄米を販売しているローソン・ファミマの店舗情報に加え、販売時期の詳細、今後の全国展開スケジュール、さらに「買える確率が高い店舗の見分け方」や「確実に手に入れる3つのコツ」も解説。
あわせて、6月17日から販売を開始するセブンイレブンの情報も紹介し、備蓄米を最短で手に入れるための全方位ガイドをお届けします。
「今すぐ備えたい」「転売商品に手を出したくない」そんな方にこそ読んでほしい、保存版の内容です。
現在、備蓄米が買える確定情報のある店舗
【ローソン】
- ゲートシティ大崎店(品川区):ローソン本社が入居しているゲートシティ大崎内に位置し、都内でも先行販売の中心的役割を果たす店舗です。多くのメディア取材も入っており、報道番組や新聞記事などでも取り上げられました。実際に現地を訪れた人からは「まだ在庫があった」「目立つワゴンで販売されていた」といった購入報告も複数確認されています。
- その他、大崎駅周辺のローソン:特に東口・西口側の大型店舗や、通勤客の多いエリアに位置するローソンでは、備蓄米の入荷が報告されています。SNSでも「〇〇通りのローソンで見かけた」「昼過ぎには売り切れていた」といったリアルタイム情報が投稿されており、注目が集まっています。
【ファミリーマート】
- ムスブ田町店(港区芝浦):港区の再開発エリアにあるファミマの大型店舗で、農林水産大臣が実際に視察に訪れたことでも知られています。先行販売5店舗のうちの1つであることが公式に報じられており、取り扱いの信頼性は非常に高いです。報道によると、初日に60袋が入荷し、開店から数時間で完売するほどの人気を見せました。アクセスも良く、田町駅東口から徒歩3分ほどの距離にあります。
今後、ほぼ全店で購入可能に(6月14日以降)
【ローソン】
2kgパックの備蓄米(精米)は、6月14日以降、沖縄県を除く全国約13,800店舗に向けて一斉に配荷が行われる予定です。すでに本社から各エリアへの物流準備も整っており、都市部の店舗から順次展開されていきます。東京都内のローソンもこの対象に含まれており、駅前やオフィスビル内など利用者の多い店舗では特に入荷が早いと予想されています。
1kgパックは、まず関東圏で販売が始まり、その後順次全国に拡大されます。関東では都心を中心に徐々に取り扱い店が増えており、特に昼休みや夕方の帰宅時間帯にワゴン展開されるケースが増加中です。
なお、ローソンストア100は今回の政府備蓄米の販売対象外となっており、購入を検討している方は通常のローソン店舗を利用してください。
【ファミリーマート】
6月初旬時点では、東京都内5店舗に限っての先行販売が実施されていましたが、これは全国展開に向けたテスト導入の意味も含まれていました。現在は各地域の物流センターを経由して、全店配荷に向けた体制が整備されつつあります。
ファミリーマートでは、およそ2週間をかけて全国約16,000店舗への備蓄米の取り扱いを拡大していく計画となっており、都内でも6月中旬以降にはほとんどの店舗で商品が陳列されると見込まれています。また、大型店舗や駅前立地の店舗では、専用コーナーを設けて販売する例もあり、今後さらに目に触れる機会が増えると期待されています。
備蓄米を確実に買う3つのコツ
本社周辺の旗艦店を狙う
初期配荷は注目度の高い店舗に集中しやすいという傾向があります。これは、メディア関係者や関係機関が視察しやすい立地であること、さらに来店者数の多い場所で注目を集めやすいという理由からです。ローソンでは大崎駅周辺が最有力であり、特にゲートシティ大崎店は確実な入荷実績があります。ファミマでは田町駅東口にあるムスブ田町店を筆頭に、新橋駅・霞が関周辺の大通り沿いに位置する大型店舗も先行入荷が期待できます。
6月14日以降に行動
この日からは政府備蓄米の一般向け販売が本格的にスタートし、全国の対象コンビニ店舗に商品が行き渡ります。特に都市部では需要も高いため、店舗側も多めに在庫を確保している傾向があります。ローソン・ファミマともに平常時の棚やワゴン販売のほか、店頭POPや販促ディスプレイなどで目立つ形で展開される可能性が高いため、見つけやすくなります。加えて、6月中旬から下旬にかけては需要の集中が落ち着き、在庫が比較的安定するタイミングとなるため、この時期を狙うのも一つの戦略です。
電話で在庫確認
現時点では各社の公式アプリやECサイトなどで備蓄米の在庫状況が個別に確認できない状態です。そのため、最寄り店舗へ電話して「政府備蓄米の在庫はありますか?」「入荷予定はいつですか?」などと尋ねることで、無駄な来店を避けることができます。中には店舗スタッフが入荷日を具体的に把握しているケースもあるため、事前に連絡しておくとスムーズに購入できる可能性が高まります。また、1日数回のタイミングで在庫が補充される場合もあるため、時間帯をずらして問い合わせることも有効です。
セブン-イレブンも参入予定(6月17日~)
セブンイレブンも、政府備蓄米の一般販売に参入し、2024年6月17日から東京都23区など一部地域で無洗米2kgパックの販売を開始します。これは、ローソンやファミリーマートに続く主要コンビニチェーンによる展開であり、政府主導による備蓄米の消費促進策の一環として位置付けられています。
販売される商品は、精米済みでそのまま炊飯可能な無洗米タイプで、税抜価格718円(5%の消費税込みで約754円)というリーズナブルな価格設定です。価格帯はローソン・ファミマとほぼ同等で、量・品質ともに同レベルとされています。
今回の販売開始は東京都23区を皮切りに、その後順次神奈川・埼玉・千葉など首都圏エリアへ展開し、最終的には全国展開される予定となっています。また、セブンイレブンでは専用の棚や販促ポスターを用いた展開が検討されており、他チェーンに比べて視認性の高い配置になる可能性もあるため、見つけやすさの面でも期待が持てます。
なお、導入初期は一部店舗での限定販売となるため、購入を希望する方はセブンイレブン公式アプリや問い合わせ窓口を通じて、事前に在庫状況を確認しておくと安心です。
まとめ:備蓄米を手に入れるなら今がチャンス!
現在、都内で備蓄米をすぐに買いたい方にとって、最も確実で早い入手ルートは「ローソン ゲートシティ大崎店」や「ファミリーマート ムスブ田町店」など、先行販売が行われた実績のある店舗を訪れることです。これらの店舗ではすでに入荷実績があり、販売体制や商品表示も整っているため、初めての購入でも安心して買い求めることができます。また、駅からのアクセスも良好で、仕事帰りや昼休みに立ち寄りやすい点も魅力です。
そして、6月14日以降は本格的な全国展開がスタートし、都内のほとんどのローソンおよびファミリーマート店舗で備蓄米の取り扱いが始まる見込みです。このタイミングを逃さず、普段利用している最寄りの店舗を活用することで、無理なく入手できる可能性が高まります。特に通勤経路にある店舗や大型のフラッグシップ店では、専用コーナーやワゴン販売での展開が予想されるため、陳列されているのを見かけたらすぐに確保するのが良いでしょう。
なお、品切れや売り切れを恐れて、高額な転売商品に手を出してしまうケースも報告されていますが、政府は備蓄米を十分な数量で供給する方針を打ち出しており、今後数週間以内には安定して購入できる環境が整うと考えられます。そのため、焦らずに各チェーンの拡大販売の流れを見ながら、計画的に動くことが、安心かつお得な備蓄米購入の最適解といえるでしょう。