「なんかLINEにAIボタン出てきたけど…めっちゃ邪魔なんだけど!」
そんな声が、いま多くのユーザーの間で噴出しています。2025年9月から導入されたLINEの新機能「AIトークサジェスト」は、入力欄のすぐ横に“AI”アイコンが常駐し、タップするだけで返信やスタンプ候補を自動提案してくれるというもの。しかし、「誤タップして勝手に送信される」「反応が重くなった」「押すつもりなかったのに…」といったストレスが急増し、SNSでは「#AIボタン消したい」がトレンド入りするほどの事態に。
この記事では、「なぜ消せないのか?」という問題の背景を明らかにしたうえで、現状でできる誤送信対策や、LINEに改善を求めるための具体的なフィードバック手順までをわかりやすく解説します。今すぐ使える実践的な対処法もご紹介しているので、同じ悩みを抱えている方はぜひ最後までご覧ください。
LINE AIボタンを消す方法はある?
結論から言うと、LINE公式の発表によれば「AIボタンを消す設定は現在提供されていない」というのが現状です。
LINEヘルプセンターでも、「AIボタンを非表示にする機能は今のところご用意しておりません」と明言されており、ユーザー側で直接非表示にする手段は設けられていません。
そのため、多くのユーザーが望んでいる「完全にボタンを消す」ことは難しく、現時点では代替策として、誤操作を減らすための工夫や、LINE側に機能改善を要望する形でのアプローチが現実的です。
この記事では、そうした「AIボタンそのものを消す方法」ではなく、以下のような「誤タップや誤送信を防ぐための実践的な対処法」や、「LINEへ改善の要望を送る具体的な方法」について詳しく紹介していきます。
誤タップや誤送信を防ぐ実用的アクション
1. 送信前に確認ポップアップを表示させる
「設定 → トーク → 送信前確認ポップアップを表示」をONにすることで、メッセージ送信の直前に確認ダイアログが表示されるようになります。
これにより、無意識にボタンを押してしまった際でも一度立ち止まることができ、誤送信のリスクを大きく減らすことが可能になります。
特にAIボタンの誤操作による自動送信を防ぐのに有効です。
2. スタンプサジェストをOFFにする
「設定 → スタンプ → サジェスト表示」をOFFにすることで、トーク中に自動表示されるスタンプ候補を非表示にできます。
スタンプ候補の読み込みがなくなるため、アプリの動作が軽くなり、他のボタンや入力欄の反応もスムーズになります。
また、ボタン密集地帯での誤操作も減り、ストレス軽減に繋がります。
3. AIボタンを抑える指の動線を設計
文字入力時に、画面右端を避けるように指を動かす練習をしてみましょう。たとえば、記号ボタンの上方向へスワイプしたり、改行ボタンを使ってメッセージを整える方法がおすすめです。
日頃から意識することで、自然とAIボタンを避けた操作が習慣づけられ、「ついうっかり」のタップを大幅に減らすことができます。
特に片手操作時に有効で、指の軌道設計だけでも誤操作の予防効果が期待できます。
改善要望をLINEに送る方法
このようなUI改善要望は、LINEがユーザーから広く募集している公式フィードバック機能を通じて送信することができます。開発チームは、寄せられた意見を元に将来的な機能改善やUI変更を検討する姿勢を示しています。
以下の手順で、誰でも簡単に要望を送ることができます:
1. LINEアプリの「設定(歯車マーク)」を開く
2. 「ヘルプセンター」をタップしてサポートページへ進む
3. 画面右上にある「メニュー(≡)」ボタンを開き、「お問い合わせ」を選択
4. 表示されるカテゴリ一覧から「アイデア・機能の提案」を選択する
5. 内容の入力欄には、「AIボタンを非表示にする設定を追加してほしい」や「誤タップが多く、位置をカスタマイズできるようにしてほしい」など、具体的な不便点や改善案を明記する
このようにして送られた要望は、ユーザーの共通課題として認識されるほど影響力を持ちます。実際に、過去のアップデートでも同様のフィードバックが改善のきっかけとなった事例が報告されています。
ユーザーからの声が一定数集まれば、LINE側でもその重要性を重く受け止め、作業の優先順位が上がる可能性が高くなります。
今後に期待されるLINEの対応
LINEのアップデート説明によれば、次回以降のアップデートにおいては、現在ユーザーから多く寄せられている声を踏まえたUI改善も積極的に検討されているとのことです。特にAIボタンの誤タップや配置に関する不満については、開発チーム側も問題意識を持っており、将来的には非表示設定やカスタマイズ可能なオプションが追加される可能性も示唆されています。
それまでの間は、「操作ミスを減らす」「送信前の確認で誤送信を防ぐ」といった実用的な対応を継続して取りながら、アップデートによる改善を冷静に待つ姿勢も大切です。小さな工夫を重ねることで、日常のストレスを少しでも軽減しつつ、快適なコミュニケーション環境を維持していきましょう。
まとめ
- LINE AIボタンを消す設定は現在なし:現時点では、ユーザー側からAIボタンを完全に非表示にする機能は用意されておらず、LINE公式も明言しています。
- 誤タップや誤送信を防ぐための実用的対策を行う:送信前ポップアップの活用や、スタンプサジェストのオフ設定など、日常的にできる工夫で誤操作のリスクを軽減することが可能です。
- LINEへの改善要望を送ることで、展望を持つ:実際の声をLINE側に届けることで、今後のアップデートで非表示設定などが追加される可能性に期待が持てます。
「こんなに不便なものを何故小さな誤タップで送信させるのか」という声は確かに理解できます。特にAIボタンは、操作性やUIの導線に直接関わる要素であるため、ユーザー体験に大きな影響を与えます。しばらくは「ダメなら誤送信を防ぐ」「へんな手間が増えないようにする」といった実身で現状に適応しつつ、声を上げることで今後の改善に繋がることを信じ、冷静かつ前向きな姿勢でLINEの進化を見守っていきましょう。